メルカリの専用について徹底解説!専用の意味、禁止かどうか、専用取引のやり方、横取りトラブルなど具体的に説明します。

今回はメルカリの「専用」について徹底解説していきます。

専用の意味、専用が禁止かどうか、専用取引の流れ、横取りトラブル、専用依頼や専用出品の具体的なやり方など具体的に紹介します。

メルカリの「専用」の意味。専用指定は禁止なのかも解説

専用とは商談成立商品を示す用語

メルカリにおける「専用」とは、商談成立商品を示す用語です。

コメントなどを通じて出品者が「この人に売る」と決めた際に用いる表現です。つまり「●様専用だから他の人は買わないで」という意味です。

メルカリでの商談成立後、出品者が条件変更等の対応をしてから、購入者が購入操作をするまで多少時間が空きます。

その合間に他の人が買わないように「専用」という言葉を用いるのが主な使い方です。

▼「専用」が使われる主なケース

・値下げ交渉成立

・購入者が支払える日まで取り置き

・複数商品購入者への送料値引きとして、セットに編集

・送付方法変更やバラ売りに変更など、変更の交渉成立後

・ハンドメイドのオーダー商品

専用禁止とは明記されていないが……

「専用」はメルカリの独自文化として長く使われており、専用禁止と明記されているわけでもありません。

ただ。メルカリ運営の立場としては非推奨とも解釈できます。

まずメルカリの利用規約には下記のような部分があり、これをもって専用禁止と解釈する方もいます。

第9条 商品の出品

5.特定ユーザーへの販売を意図した出品

ユーザーは、他の特定のユーザーのみを対象とする販売を意図して商品を出品することができません。弊社は、その裁量により、出品の条件その他の状況から、ある商品の出品が他の特定のユーザーのみを対象とする販売を意図するものであるか否かを判断することができ、かかる判断によってユーザーに生じる損害について、一切責任を負わないものとします。

【出典】メルカリ利用規約

上記の規約では「ユーザーは、他の特定のユーザーのみを対象とする販売を意図して商品を出品することができません」と書かれています。

とはいえ、「専用」出品をして規約違反でペナルティを受けたといった事例も現状ありません。

また、メルカリ運営は独自ルールを認めていない立場です。これはメルカリガイドに記載されています。

独自ルールの取引について

メルカリには「コメントなし購入禁止」や「プロフィール必読」「いいね!不要」といったルールはありません。

お取引を円滑にする目的であっても、メルカリのシステムが対応していないお客さま独自のルールを強要することはトラブルの原因になることがあります。
安全のため、ガイドに沿って取引を進めてください。

【出典】独自ルールの取引について

ただ、メルカリガイドにおいても「専用」をあえて具体例として挙げていないようにも見えます。

「専用」が独自ルールにあたるのかは、やはり解釈が分かれるところですが、公式ルールでない以上は独自ルールと解釈するのが妥当な気もします。

とりあえず、メルカリ運営にとって「専用」というルールがサポート外なのは確かです。

たとえば「専用出品したのに他の人に買われてしまった」と問い合わせをしても、メルカリ運営が対処してくれることはありません。その購入者はメルカリの公式ルールに反していないからです。

ハンドメイドのオーダー商品における専用出品

ハンドメイドのオーダー商品における「専用」出品に関しても、特にOKとも禁止とも明記されていません。

ハンドメイドの専用出品に関しては、メルカリボックスの以下のトピックも参考になります。

参考記事
ハンドメイドの専用出品は許されてる? – メルカリボックス

たとえハンドメイドのオーダー商品が他の購入者に買われてしまったとしても、やはりメルカリ運営のサポート対象外となる点は注意です。

メルカリの専用取引の方法(仕方)と流れ

以下は「専用」での売買の方法(仕方)や流れです。

購入者「…という条件で購入させて頂きたいのですが、可能ですか?」
 ↓
出品者「いいですよ。では変更して専用にしますので、購入宜しくお願いします」
 ↓
出品者が価格や送料などを交渉条件のものに編集、商品タイトル等に「●様専用」等と記載
 ↓
購入者が購入操作

出品者は商品タイトル等に「専用」と記載します。

購入者はその商品を確認したら購入するだけです。

メルカリの「横取り」の意味。横取りは違反なのかも解説

横取りとは専用の商品を第三者が買うこと

メルカリにおける「横取り」とは、専用出品した商品を第三者が買うことです。

専用は手軽に「商談成立商品です。他の人は買わないで」と表明できて便利ですが、公式ルールではないため「横取り」される可能性もあります。

メルカリのシステムは購入操作をもって取引成立です。そのため専用と明記しても、購入操作を終えるまで取引成立ではありません。

独自ルールとも解釈できる専用に拘束力はなく、商談成立した相手が購入するまでの間、他の方も購入しようと思えばできます。

こういった専用商品を、第三者が断りなく購入することを、一部メルカリユーザーは「横取り」と呼んできました。

横取りは規約違反ではないが、悪い評価やブロック、トラブルに繋がる可能性も

「専用」は公式ルールではありません。

そのため専用商品を「横取り」されても、その購入者は規約違反にはなりません。メルカリ運営もサポート外です。

とはいえ、心情的にはマナー違反だといえなくもないですし、交渉者と出品者の2名に不快な思いをさせるのもまず間違いありません。

商品が手に入ったとしても、「悪い」評価を付けられたり、ブロックされて以降その出品者から購入できなくなるといったリスクはあります。

場合によっては出品者がペナルティ覚悟でキャンセルする(発送しない)という可能性もあります。

個人的な考えとしては、横取りはしないほうが良いとは思います。

メルカリの「専用逃げ」とは。専用商品を購入しないこと

「専用」は公式ルールではありません。

そのため専用出品に拘束力はありません。

というわけで、「専用に変更したのに購入しない(購入してもらえない)」という事例もあります。

これを指して「専用逃げ」と呼ぶことがあります。

【参考記事】
専用逃げに関して – メルカリボックス

やはりメルカリ運営もサポート外です。

なのでブロックなどで対応している方が多いです。

【購入者向け】専用依頼の方法。頼み方と値下げにオファーを使うやり方も解説

購入者向けにメルカリでの専用依頼の具体的な方法を書いていきます。

【出品者向け】専用出品の方法はこちら

専用の依頼は慎重に! 出品者に断られたら諦める

専用にしてもらうということは、出品者にリスクを取らせる行為でもあります。

専用は公式ルールではなく、専用出品しても横取りの恐れがあったり、専用逃げ(結局買われない)などの可能性もあるからです。

実際のところ、購入者からの専用依頼はあまりしないほうが無難だったりもします。専用依頼をするだけでブロックされる可能性もあります。

購入者から専用依頼を行う場合は、「〇日の△時頃、必ず購入しますので専用にして頂けませんか?」と、期限を明確にすると信用性が増します。

それでも断られる可能性も高いです。断られたら諦めましょう。

カテゴリーによって専用依頼ではなくオファー機能で値下げ交渉を

値下げ希望の場合は、専用出品してもらうのではなくオファー機能の方が向いている場合もあります。

「インテリア・住まい・小物」「家電・スマホ・カメラ」「スポーツ・レジャー」カテゴリーでは、オファー機能を使えます。

オファー機能の良い点として、外から交渉価格が見えません。OKなら自分だけがオファー価格での購入権を得られます。

つまり値下げしてからの「横取り」も防げます(※元々の出品価格で先に購入される可能性はあります)。

オファーの際は、コメントで「恐れ入りますが、お値下げは可能ですか? オファーさせて頂きますので、可能でしたら承認お願いします。このお値段が厳しい場合で、もし交渉可能な範囲がある場合は、お聞かせ頂けるとありがたいです」等と加えると、「いきなりオファーだけ……」という印象も避けられます。

ひと手間かけることで、折り合わない場合の再交渉の望みがUPします。

もちろん値下げNGの出品者もいるので、商品説明やプロフィールは先に確認しておきましょう。

【購入者向け】他の人の専用商品は買わない方がいい?

メルカリで他の人の専用商品は買わない方が良いと考えます。

メルカリでは第三者の専用商品を購入することを横取りと呼びます(横取りの項目参照)。

「先の交渉者と出品者の不快感がもれなくセットでついてくる商品」という印です。

購入しても規約違反ではないのですが、出品者も人間なので「悪い」評価を付けられたり、ブロックされたり、キャンセルされる(発送されない)などの可能性があります。

【購入者向け】専用ページを作ってもらったのに買われたら?

メルカリで自分向けの専用商品を買われてしまったら(横取りされたら)、悔しいとは思いますが諦めましょう。

出品者にキャンセルするように頼むのもやめましょう。出品者がペナルティを受ける可能性があります。

【出品者向け】専用出品の方法。どこを編集? 専用ページの作り方や画像の解説

出品者向けにメルカリでの専用出品の具体的な方法を書いていきます。

メルカリ専用対応のやり方・専用ページの作り方

1. 条件に合わせて送料や価格を編集

2. 商品タイトルや、説明文に「●様専用」等を付け加える

なお、他の人が買いたくならないように、画像を「●様専用」の文字や、関係ない写真にする人もいます。

他にも商品タイトル「●様専用ページ」のみにする方もいますし、商品説明を全て削除して「専用」だけにする人も見掛けます。

実はこれらの行為はNGな場合があります。

第9条 商品の出品

3.商品説明等

ユーザーは、商品を出品する際に、真に売却する意思のない出品、その商品情報だけでは正しく商品を理解できない又は混乱する可能性のある出品、商品説明で十分な説明を行わない出品等を行ってはなりません。また、出品者は、出品する商品と関係のない画像等を当該出品情報として掲載してはいけません。

【出典】メルカリ利用規約

ダミー画像などでの出品は削除されたりするケースもあります。

また、万が一画像に写っている物を買おうと購入する人が現れて販売できないと、ペナルティを受けるかもしれません。

商品タイトルや商品説明の冒頭に「●様専用」等の言葉を追加するくらいに留めるのが無難です。

もちろん意味が通じるなら「専用」という言葉以外を使用しても構いません(たとえば「お取り置き」という言葉が使われることもあります)。

【出品者向け】専用依頼の断り方は? コメント例と事前対策

メルカリの専用依頼は断っても全く構いません。

ただ、断るときも丁寧に説明したほうが購入客になってもらいやすいですし、トラブル防止にも繋がりやすいです。

1. 値下げ交渉系の専用依頼を断る場合(値下げは可能な場合)

「誠に申し訳ございませんが、トラブル防止のため専用には対応できません。ただ、●様にご購入頂けるように価格を変更しますので、ご検討ください。仕様上、万が一他の方が先に購入した場合は、ご了承くださいませ。」

2. 取り置き交渉系の専用依頼を断る場合

「誠に申し訳ございませんが、トラブル防止のため専用には対応できません。ただ、●様が購入できる日まで残っていてご縁がありましたら、宜しくお願いいたします。」

また、プロフィールや商品説明に「専用には対応できません」と書いておくと事前対策にもなります。

【出品者向け】専用を無視して他の人に買われた時は? キャンセルはペナルティの恐れも

メルカリで「専用」を無視して他の人に買われた時は、その購入した人に発送しましょう。それがメルカリの公式ルールです。

出品者側の都合でキャンセルを行うと、ペナルティを受ける可能性もあります。

先に交渉していた方には、システムへの嘆きと、またのご縁のお祈りをして諦めてもらうのが妥当です。

ただ、もし購入者が「専用」の意味を知らなかったり、気付いていないと予想できるような場合は、「先に交渉成立した方がいまして、今回は出品者都合でキャンセル可能ですか?」と相談してみる手はあります。

「キャンセルで結構です」と快諾されたら、キャンセルして交渉相手に販売しても、即ペナルティの可能性は低いようです。

ただ、それでも出品者の自己都合によるキャンセルとなりますし、繰り返すとペナルティを受ける可能性もあります(※1回目でペナルティを受ける可能性も0ではありません)。

メルカリの利用規約上は、専用を無視した(横取りの)購入者に非はありません。やはりその購入者に発送するのが最も無難ではあります。

まとめ

以上、メルカリの「専用」についてでした。

▼まとめ

・専用とは商談成立商品を示す用語。

・専用は禁止されてはいないが、運営がOKしているともいえない。「横取り」されても運営からのサポートを受けられたりはしない。

・専用取引の流れとしては、出品者側は価格等を交渉条件のものに変更して商品名等に「●様専用」と書く。購入者側はそのまま買えばいい。

・横取りとは専用の商品を第三者が買うこと。

・専用は公式ルールでないため、横取りも規約違反ではない。ただし、取引後に「悪い」評価を付けられたりブロックされたりする可能性はある。

・専用逃げとは専用商品を購入しないこと。これも横取りと同じく規約違反ではない。

・購入者による専用依頼は、断られたら素直に諦める。

・「インテリア・住まい・小物」「家電・スマホ・カメラ」「スポーツ・レジャー」カテゴリーでは専用依頼をするよりオファー機能を使用したほうが良いケースもある。

・出品者による専用出品は、ダミー画像等を使用すると削除される場合がある。また、万が一そのダミーを見て購入する人が現れたら、販売できないとペナルティを受ける恐れも。

・出品者側が専用依頼を断りたい場合、プロフィールや商品説明に「専用には対応できません」と書いておくのも効果的。

少しでも参考になれば幸いです。