今回はメルカリの「いいね」について解説していきます。
メルカリの「いいね」機能とは。その意味や使い方
※メルカリでは好きな商品に「いいね」ボタンを押すことができる
メルカリの「いいね」機能とは、その名の通り、出品されている商品に「いいね」を付けられる機能のことです。
気になる商品に「いいね」を付けておくと、たとえばその商品が一定額値下げされた際に通知が届いたりするようになります。
「いいね」の主な使い方は以下の通りです。
1. 気に入った商品を後から見られるようにするブックマーク機能として使う
インターネットで買い物をする際、気に入った商品があった場合に「お気に入り」に入れたり「ブックマーク」したりしますよね。
メルカリの「いいね」も、一覧で「いいね」した商品が見られるので、後で見返すためのブックマーク機能として使うことができます。
2. 気になる商品が値下げしたときの通知機能として使う
「いいね」した商品は、一定額以上値下げをされたときに通知が届くようになります。
メルカリでは原則的に購入は早いもの勝ちです。「値下げしたら買いたい」という「いいね」に付けておくと便利です。
3. ライバルの動向を確認するために使う
出品者の立場としては、同じ商品を出品している他の方の商品説明や写真の撮り方、金額設定などを参考にするために「いいね」しておくこともあります。
ただし、自分が「いいね」すると基本的には出品者に自分のニックネームが通知されます。それでも問題がなければライバルの動向を確認するのにも使うことが可能です。
「いいね」の主な使い方はこのような感じです。
なお、出品者の中には「いいね不要」「いいね禁止」「購入なしのいいね不要」といった独自ルールを設けている場合もあります。
念のため、「いいね」する前に商品説明欄や出品者のプロフィールページには目を通しておきましょう。
【関連項目】
「いいね」不要・禁止と記載している人の真意は?
「いいね」した人のプロフィールを見ることはできる?
「いいね」した人のプロフィールを見ることはできません。
自分の出品した商品に「いいね」が付くと、お知らせに「○○さんがいいねしました」という通知がきます。
とはいえ、「いいね」してくれた人のニックネームは通知されますが、それ以上のプロフィールなどを確認することはできません。
ちなみに何名かが「いいね」した時には「○○さん他△名がいいねしました。」という通知が届きますので、○○さん以外の人のニックネームはわかりません。
メルカリは比較的気軽に「いいね」を付けられる仕様といえます。
「いいね」不要・禁止と記載している人の真意は?
「いいね」がつくということは自分の出品した商品に興味をもってもらえたということを表します。
喜ばしいと思われるのですが、中には「いいね」が付くことをよく思わない方もいます。
よく商品説明文やプロフィールページに「購入しない『いいね』は禁止!」などと記載している人がいます。
購入意思がないのに「いいね」をされることを嫌がる人の理由としては以下が挙げられます。
・「いいね」だけされても売れなければ意味がない。
・通知にたくさん「いいね」が入ってくると肝心のメッセージが埋もれてしまって見逃してしまう恐れがある。
・通知がきたので購入してもらえたかと思ったのに、単に「いいね」を押した人がいただけで期待外れだった。
「いいね禁止」はユーザーによる独自ルールですし、当然ながら拘束力はありません。
とはいえ、本人が嫌がっているなら無理に「いいね」をする必要もないとは思います。
【関連記事】
メルカリ用語解説!「専用」「即購入NG。OK」「いいね禁止」「プロフ必読」とは?
「いいね」してきた人をブロックできる?
「いいね」をされただけではプロフィールページに飛べないので、通常ブロックすることもできません。
※「いいね」をした方のニックネームは分かりますが、メルカリにニックネームで検索する機能はありません。
ただし、以前に取引があった方や、現在のニックネームで専用出品をしたことがある方などであれば、プロフィールページを探してブロックをすることは可能です。
なお、「いいね」のプッシュ通知(端末への通知)をしないように設定することは可能です。
「いいね」のプッシュ通知をしないように設定する方法
メルカリでは「いいね」のプッシュ通知がこないように設定することができます。
※あくまで端末(スマホやタブレット)へのプッシュ通知に関する設定なので、メルカリアプリ内での通知(お知らせ)に関する設定ではありません。
設定方法は以下の通りです。
メルカリのマイページ
→お知らせ設定
→プッシュ通知を選び「いいね!」を選択(オフにする)
また、「いいね!した商品の値下げ」「いいね!した商品へのコメント」に関するプッシュ通知もオン・オフを設定できます。
メルカリで「いいね」が付いているのに出品した商品が売れない時は?
出品した商品に「いいね」がたくさんついているのになかなか売れない……
そのような経験をした方も多いはずです。
購入を検討している人は「いいね」したけれど迷っている可能性が高いです。
購入を迷っている理由としては、主に以下の3つあげられます。
1. 知りたい商品情報が載っていない
2. 取引に不安要素がある
3. 価格が高い
1. 購入検討者が知りたい情報が載っていない
たとえばコートを買いたいと思っている人が、ブランドと大まかなサイズが載っているあなたの出品した商品に興味をもったとします。
しかし、具体的なサイズが載っていなくて購入をためらっているということも考えられます。
着丈はいくらか、肩幅はいくらか、袖の長さは?などのサイズ感や素材がわからず迷っているのかも知れません。
自分が購入者の立場ならどのような事を知りたいかを想像しながら説明文の書き方や写真の撮り方を工夫するといいでしょう。具体的には下のようなことです。
・着丈、肩幅などの具体的な数字を載せる。
・身長160cmの私が着ると膝くらいの丈です、などと情報を書く。
・なぜ手放すことにしたのか動機などを書く。
・商品タグを写真に撮る。
・商品写真は前、後ろだけでなくボタンのアップ、裏地の様子など多めに撮る。
子供用の小物などに関してはサイズ感が伝わりにくく、購入をためらうケースがよくあります。
ネクタイや手袋などは、あまり使うものではないのでサイズを想像しにくいものです。
たとえば「幼稚園年少の時で身長○○cmの時に使用していました」などと書くとイメージがつきやすくていいです。
2. 取引することに不安要素がある
他にいいねされても商品が売れない要因としては、評価がまだ少なかったり、評価が悪かったりすることが考えられます。
特に高額な商品については、購入者も慎重になりますので売れにくい傾向があります。
評価が少ないうちは、他の人の商品を購入したり、売れやすい安価な商品を買ったりして、評価をたくさんもらえるようにしましょう。
評価が悪い人は以前指摘されたことに気を付けるようにして、良い評価をためていきたいものです。
3. 価格が高い
「いいね」には、一定額以上値下げをしたときに通知が届くという機能もあります。
「いいね」をする方の中には、「値下げされたら買おう」と考えている方もいたりします。
価格が高くれて売れないのかもしれない……という場合は、一旦値下げも検討してみましょう。
【関連記事】
メルカリでの価格設定について徹底解説!価格設定の目安やコツを紹介します。
メルカリで再出品した時に「いいね」の数を減らさない方法はある?
出品した商品に「いいね」が付いているけれど売れない場合などに、もう一度上位に表示されるように再出品を試みようとしたとします。
その際、できれば「いいね」も引き継ぎたいと思いますよね。
ただし、残念ながら再出品を行うと「いいね」の情報は消えてしまいます。
「いいね」の数を消さずに再出品する方法はありません。
※なお、出品の一旦停止であれば「いいね」の情報は消えませんが、「出品の一旦停止 → 再開」をしても再出品のような露出アップ効果はありません。
ちなみに短期間で再出品を繰り返すとペナルティを受ける可能性もあるので、その点は要注意です。
【関連記事】
メルカリでの再出品の方法(やり方)、タイミングや頻度、ペナルティなどを徹底解説!
以上、メルカリの「いいね」機能の意味や使い方、その他諸々についての解説でした。
少しでも参考になれば幸いです。